06
January
February
March
April
May
June
July
August
September
October
November
December
2006(Sun) 16:56
シャープ #13「ワーテルロー」
フランスでルシールと仲良く暮らしているシャープの元に、ナポレオンがエルバ島が脱出したという知らせが。
すでに軍務についていない彼は、最後に人目「本物のナポレオン」を見るために、自らが恩人であり、逆に彼の恩人でもあるウェリントン卿の力になるために戻っていくわけです。
さて、前巻で散々恐ろしい所を見せていただいたジェーン。
社交界でハブにされながらも、まだまだシャープをいたぶろうとのこと。
ナポレオンとの最後の戦いになるだろう、この戦いの最中に殺してしまえというのです。こえー。スゲー怖えー。
軍に戻ったシャープは、中佐としてオランダのオラニエ公の下に付くことになります。殿下っていう人種は、皆バカなんでしょうか?
このバカはイギリス側の皇太子よりも性質の悪いバカですね。
軍を指揮する脳が無いのに、指揮して全滅。
なのにシャープには憧れている節があり、彼を囲おうとする。
駄目だ……バカだ……まだ
この戦いの最中、全滅した部下を見て、シャープが一次離反。共に軍務に復帰していたハグマン、ハリスも一緒に抜け出すも、仲間たちを見殺し(すでにその域に達しているほど、オラニエ公の戦術は最低)にするのが忍びなく戻っていきます。
シャープについてきていた、軍曹待遇のハーパー(シャープを守る為に銃を扱うが、軍服着ていないので、将校に馬などを売りつける“紳士”ってことらしい。つか、シャープの面倒見る為の小道具がすごいのね。どんな所にいようとも、将校であるシャープの為にナイフとフォークと紅茶を用意するハーパー。スゲーよアンタの面倒見はっ!)と共に去っていきます。
が……。
やはり気になって戻ってみたら……ハグマンとハリスは死んでいました。
最高のライフル銃使いだったのに、弾切れとなったら年齢が関係したか、生き残れず!!
うわーん。・゚・(ノД`)・゚・。
もう、映画化されてもハグマンの美声は聞けないんだ!あの素敵な歌声は聴けないんだーーーー。・゚・(ノД`)・゚・。
いやね、ハリスに「お前のファーストネームはナンなんだ?」とか死亡フラグ立つこと聞いているからハラハラしたけど…!
ハグマン、ハリス…安らかに眠れ!
その結果バカなオラニエ公は、味方(シャープかと思いきや、共に戦った元ドイツ軍人)の銃弾に倒れて、強制退場。
このオラニエ公って、あのイングランド王ウィリアム三世と似ても似つかないバカなんだよね。オラニエ公ウィレムの家系なのかよ!ってくらいに……○| ̄|_
冷静に軍を指揮するウェリントン将軍との差が凄すぎて笑っちゃったよ。
バカを排除したシャープは、軍を建て直し、親衛隊まで出してきたナポレオンに向かって銃撃開始。見事親衛隊を撃ち崩し、最後に逃走するナポレオンを見て意気揚々としたとさ。
いやー、ナポレオンみてはしゃぐシャープがまるでガキ(笑)
一緒にはしゃぐハーパーもガキですがね。
これにて、映像化されているシャープは終了。
あ、最後に戦闘中にジェーンの愛人が殺されて、万々歳!ってときに、ジェーンがヤツの子供を孕んでいる事が判明。
あんた、忌々しいって何?相手のこと好きだったんじゃないのかーーーー!
ジェーンが怖い、怖いよジェーン。・゚・(ノД`)・゚・。