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2010(Sun) 17:54

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST #62「凄絶なる反撃」

映像関係

立てよド三流。俺たちとお前との格の違いってやつを見せてやるよ!
原作1話の大司教との戦いで、鋼の片腕で片足であることがわかった時にきった啖呵。
あの時には「自分との違い」しかなかった、けど最終決戦において、エドはあえて「俺たち」と言い切った。
感動です。

つか、あと2回も何やるの?
最終回は全部エピローグやるのか?

・ホムンクルスから人間作ってやんよ!
心無い生き物から人間なんて作れませんよ。

物語を読む私達はそういう突っ込みが出来ますが、作中登場人物に冷静なツッコミを入れている暇はありません。
だって目の前に死んだ知人が肉体を持って現れるわけですよ?
死んだ子供が母親を求め、己と同じ年頃だった子供たちが手を伸ばすんですよ。
冷静じゃいられません。

ホーエンハイムもひたすらに庇うだけで、何も出来ないのが彼が「賢者の石」ではなく人間の証でもあるんですけどね。

・頑張る一般人たち
ブリックスの兵隊達が、必死になってエドたちの後援をするのがいいなぁ。
もてる火力をぶつけて、賢者の石を使わせようと試みる。
兵隊ですから、できることはしないとね。

・火力は最大限になっております。
逆転の練成陣で、本来の錬金術が使えるようになっていますので、大佐の火炎も凄まじい威力です。
ホークアイが当に「鷹の目」となって大佐に距離を指示。
なんか、「手合わせ練成」する大佐って違和感あるなぁw
本人が思っている以上に、絵的に吃驚。防御も簡単に出来てますけどねー。

・グリードさんが欲しいモノは?
一度は「お父様」の凄まじい神の力を見て、その力こそがずっと抱える「飢え」を癒すものだと考えた彼ですが、力を合わせて闘う「皆」を見て、「俺が欲しかったのは仲間」だというのがなぁ…。
先代のグリードはちゃんと仲間がいた。だからこそ100年も「お父様」の傍を離れてやってこれたんじゃないの?
認めたときの、あの悔しそうな顔。
彼は何を思ったんでしょうかね。

・あの段階で腕壊れないんですけど
吹っ飛ばされて、生身の左手を固定されたところで、既に機械の右手が前回してましたけど…原作だとまだ腕付いてましたからねw
動けるほうの左手で、なんとかしようと足掻いていたのかな?それとも左手動かして「手合わせ練成」を仕様としていたんだっけ?
とりあえず、もうちょっとタメがあったほうが…。
エピソードを引き伸ばしているようで、ちょっと味気ないかな。
何よりも、腕が修復された時に、元あったオートメイルが「ぱーん」とはじけて生身の腕が蘇える!
という表現の方が、カッコイイしゾクゾクと来るんですけど。表現の規制なのかな?
あ、重要なのでもう一つ。
「足」は戻ってきてません。
母親の人体練成の対価は足でした。弟の魂の定着の対価が片腕です。だから、片腕しか戻ってきてませんので!

・片腕対価で弟の魂を鎧に定着させました
魂の定着を反故にするので、兄の腕を返してもらいます。
ここのアルが手をかざした所に見える太陽が、希望を取り込むように見えたなぁ。
一番最初の練成は暗闇の中。最大の賭けの練成は光の中。
「勝てよ、兄さん」
きっとアルを取り戻しに来てくれるよ!

(片腕が)鋼の錬金術師⇒(ハートが)鋼の錬金術師にクラスチェンジしました。

終に、タイトルを進化させに来ました。
最終決戦で、主人公が自分の銘である「鋼」から解放され、いよいよ最後ですね。
ボッコボコのフロボッコにしてやんよ!
来週が闘いの終了。

さて、エドワード・エルリックは、何を対価にして弟・アルフォンス・エルリックを「扉の向こう側」から連れ帰ってくるのか。

最高に楽しみです!


テーマ: 鋼の錬金術師
ジャンル: アニメ・コミック

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