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2010(Fri) 18:17

屍鬼 #21

映像関係

このノリで次で最終回とかマジか!?
非日常が日常となる。
もう、皆狂っちゃったね。

・まるで普通の家事の様に屍鬼を処理する
正雄の義姉凄いねえ。
自分の息子が遣られたっていうのもあるけど、他人の血が付いた手でそのままおにぎり食べるとか・・・。
あと、周囲の叔母さんとの会話が、まるで井戸端会議。
ここが異常であるということを、既に皆が認識していないんでしょうね。
これでは、全てが終わった後に「日常」に戻れるのか。

何かがきっと破綻したままなんでしょうか。
沙子のわがままは、こんな破綻を生み出したんだなぁ。

・屍鬼殺し?人殺し?いえ、ウチラに逆らうモノが敵です
御院の話があっさり片付かれちゃいましたね。
とりあえず、村から解放されたくて屍鬼を招いたのに、死ぬ前の瑕疵はそのままだという事に絶望していたのが、御院という裏話があります。つか、原作ではきちんと掘り下げられていたんですがね。
若御院の「村に縛られる事に絶望した」で全部片付けられちゃった。
寺側も信仰の対象だらか屍鬼が中々手を出せない状況だったのに、若御院の裏切りにより「人殺し」対象になってしまったわけですね。
彼らは全く気にしていませんが。
つか、若御院も逃げる最中に人を独り殺しているっぽいんですよねー。人を供養する人が殺しているんだから、世話ないわぁw

アベルは「神」から解放されたかった。
しかし、そのアベルは「カイン」が自ら生み出した幻。
アベルの幻想から解き放たれたカインが人狼となったってことなのか?
まぁ、絶望から自殺したらアベルに付きまとわれたってことなのかしら。
ああ、キリスト教の「自殺はするな」という戒律に沿ってますね。

弟=若御院の心
とすると、心をずっと押し殺して生きてきた彼が、自分を殺す事に「絶望」して自殺を選んだ。
弟=兄であるならば、「自殺」という考えがスムーズに繋がるし、自殺者に付きまとう影とか分かりやすいですね。

・お色気・・・担当?
ネグリジェはやっぱり止めてもらいたかったなぁw
原作でも思ったんですが、やすよさんが律っちゃんのことを言う前に別れてしまったのは残念ですね。
二人とも寄り添って運び出された所は、そんなに酷い目にあっていなかったのが良かったのかな。

次回最終回だそうです。
夏野を如何決着付けるのか。つか、父親だせよ。
それこそ、今回、清水父が「自分の子供の不始末を自分で出来るのか」で葛藤していたじゃないか。
どうにせよ、アニメオリジナルの終局を、待ちたいところです。

テーマ: 屍鬼(藤崎竜)
ジャンル: アニメ・コミック

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