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2012(Mon) 18:12

氷菓 #17「クドリャフカの順番」

映像関係

天才への嫉妬
もうぐっちゃぐちゃですね。
それぞれ大変だなぁ。
これ一番の頂点は、絵を描いた生徒会長の陸山か。
彼が安城さんの原作を読まずに手を取らなかったことが、この事件の始まりか。
背景を書いていた総務委員の田辺も絵が上手いんでしょうが、陸山ほどじゃないってことか。
嫉妬かぁ…。

原作の良さを知っているだけに、読みもせずに終了っていうのが悔しいんですね。
里志が奉太郎に抱いた嫉妬、「他人への期待」は「自分の諦め」から来るっていうのに、胸が詰まった。
ああ、皆青春してるなぁ。その壁にぶち当たって打ち克った人が大人になるんだろうな。
摩耶花も辛いだろうなぁ。先輩は原作の安城さんの友達だったわけで…その才能に嫉妬したのは先輩もか。
「普段漫画を読まない人が初めて書いた傑作に打ちのめされた」っていうの、漫画もラノベも結構多くない?
「これなら自分でも描ける」で本当に描けちゃう天才が偶にいるんだよなぁ。

で、諦めた先輩も、摩耶花が「100枚は自分が落ちる」と認める位面白い漫画を描いていた人だったと。
うわぁ……上がいることを知っているのに、その人のさらなる上か。
「ボディートーク」持ってこなくてよかったな。さらに先輩を打ちのめすことになってたよな…。

「クドリャフカの順番」ってどういう原作だったんですかね。読みたいなぁ、そういわれると。

・えるタソには難しい
あざとい「氷菓」購買活動をしているわけですがww
確りと氷菓をアピールですね。自分の古典部が最終目標であることを告げ、おねだりする。
でも、えるたんには似合わないやり方でしたかねぇ。
女帝も「長所を伸ばせ」っていう位ですし、自分でも気づいたようですしね。

里志の口癖である「データベースは結論を出せない。」が戻ってきたことは、良かったかな。
それは彼の長所であるんですから。

・奉太郎、黒いよ奉太郎。
通信販売がまさかそこに繋がるとはねぇ。
田辺委員長を脅迫して30部かぁ。
陸山会長は、確かに「失われた」で正しいんですね。読んでもいない原作漫画を描こうとはしないだろうし。
奉太郎が「あれが遊び」と絶句するほど、同人誌なんか読まない素人をうならせる漫画を描ける人がかかないんだから、嫉妬が凄いよなぁ。
それでも、選ぶのはその才能を持った人なんですよねぇ…。才能の売り買いはできませんから。

文化祭終了の時の陸山の田名部に言った「お疲れ」って、あれ分っているのかな?
原作だとそのフォローありました?分らないで「盛り上げてくれてありがとう」って意味だとしたら、凄く田名部が悲惨で可哀想だ。
そうすると、この話も「氷菓」ですね。
アイ・スクリーム=僕は叫ぶ。語られない重いを叫んだ事件か。氷塊ぴったりの事件だったんだなぁ。

今回の話が一番面白かったです。
このシリーズ最初どうなるかと思ったけど、最後に畳み掛けてきたなぁ。
「気になります」攻撃で弱る奉太郎。里志は救ってはくれませんねw
で、「お茶で!」というフォローは誰向けだwww

テーマ: 氷菓
ジャンル: アニメ・コミック

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